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ロコモティブシンドロームについて

ページID:0001398 更新日:2023年11月27日更新 印刷ページ表示

ロコモティブシンドロームとは

「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)とは、骨や関節、筋肉、動きの信号を伝える神経などが衰えて「立つ」「歩く」といった動作が困難になり、要介護や寝たきりになってしまうこと、または、そのリスクが高い状態のことで、略して「ロコモ」といいます。
個別の病気だけでなく、全身の状態から要介護の可能性をチェックします。

運動器とは

骨・関節・筋肉・腱・靭帯・神経など、運動に関わる器官や組織の総称。すべてが連携しているので、どのひとつが悪くても体はうまく動きません。
誰でも加齢とともにリスクが高まるものなので、早めに対策を始めることが大切です。

メタボの次はロコモ

ロコモはメタボリックシンドロームと並ぶ深刻な社会問題として、最近注目されている新しい考えかたです。
メタボの原因が内臓脂肪の蓄積であるのに対し、ロコモは運動機能の低下が原因で起こります。
どちらも、高齢化社会の中で注意すべき国民病といってよいでしょう。
ロコモになってしまうと、メタボや認知症を併発するケースも少なくありません。
メタボもロコモも、現代人の健康寿命を延ばすカギです。歳を重ねても生活機能が低下しないよう、今から予防と対策を心がけましょう。

ロコモ予防と栄養

骨の材料になる栄養素としておなじみの「カルシウム」。乳製品や小魚だけでなく、緑黄色野菜・海藻類、大豆製品にも豊富に含まれています。1日に2つ以上とるように心がけてみましょう。
また、それらと一緒に組み合わせたいのが、きのこ類や魚類。カルシウムの吸収を助ける「ビタミンD」がたっぷりです。
納豆や青菜類に多い「ビタミンK」、緑黄色野菜や果物に多い「ビタミンC」は、レバーやうなぎの肝に多い「葉酸」(ビタミンB群の一種)も意識してとりたい栄養素。骨の質を高めてくれます。