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第7次忍野村総合計画を策定しました
第7次忍野村総合計画を策定しました
計画策定の趣旨
総合計画とは、地域づくりの最上位に位置付けられる計画で、村が目指すべき姿を示すとともに、それに向けた取り組みの方向性を整理しています。また、今後策定される各部門における計画は、この総合計画の考え方にそって策定されることになり、村が進むべき道を示した羅針盤としての役割を果たすことになります。
忍野村では、令和2年度(2020年度)に第6次忍野村総合計画を改定し、後期計画を策定、それに基づいた様々な取り組みを進めてきました。しかし、この時期は新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けるとともに、AIなどのデジタル技術の急速な進化、テレワークの拡大による働き方の変化、インバウンド旅行者の急激な減少と回復など、村を取り巻く環境が大きく変化しています。
そして、現在の第6次忍野村総合計画後期計画が令和6年度(2024年度)で終了となることから、新たに「第7次忍野村総合計画」を策定し、これらの変化も考慮したこれからの村づくりについて、目指す姿や取り組みの基本的な考え方を整理し、その実現に向けた取り組みを推進していくこととしました。
計画の構成
第7次忍野村総合計画は、「基本構想」と「基本計画」から構成されています。
基本構想とは
村の目指す姿やそれを実現するための取り組みの基本的な考え方を示しています。
基本計画とは
基本構想で定めた基本的な考え方に沿って、今後の村の施策・事業の体系と主な取組を示しています。
なお、第6次忍野村総合計画の後期計画では、「まち・ひと・しごと創生法」第10条に基づく「市町村まち・ひと・しごと創生総合戦略」を一体的に策定していましたが、本計画においても引き続き一体として策定するものとします。
計画の期間
基本構想の計画期間
令和7年度(2025年度)から令和16年度(2034年度)までの10年間
基本計画の計画期間
令和7年度(2025年度)から令和11年度(2029年度)までの5年間
※施策の進捗状況や情勢の変化を考慮しながら、必要に応じて見直しを実施していきます。
計画の全体像
忍野村は、山梨県の南東部、富士北麓に位置し、富士山に代表される豊かな自然環境を有するとともに、高い出生率を背景とし総人口も増加傾向にあります。
産業や経済の面では、第二次産業とりわけ製造業により産み出される付加価値額の比率が極めて高く、地域経済循環の中心を担っています。
一方で、2015年に15歳未満の年少人口と65歳以上の老年人口の比率が逆転し、県内では遅い方ではあるものの、少子高齢化は着実に進んでおり、今後、忍野村が持続可能な自治体として存続していくためには、こうした恵まれた環境を維持するとともに、その陰で見えにくくなっている課題についても対応し、村民が住み続けることを選択していくような村としていく必要があります。
第7次忍野村総合計画では、忍野村の課題と可能性について洗い出すとともに、忍野村の目指す姿を以下のとおりとしました。
『みんなで築く 豊かなふるさと 忍野村』~村民ひとりひとりが生き生きと生活できる村づくり~
そして、この目指す姿を実現するための取り組みとして、以下の4つの基本的な考え方に基づいて具体的な取り組みを進めて行くこととします。
- 安心して住み続けられる村
- 様々な人が交わり過ごす村
- 皆が健康で支えあう村
- 快適で暮らしやすい村
なお、具体的な取り組み内容については、総合計画本書または概要版をご確認ください。
第7次忍野村総合計画全編および概要版
☟第7次忍野村総合計画はこちらからご覧ください。☟