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忍野村のトウモロコシはとても甘みがあり、旬の時期である8月頃には、畑で収穫してそのまま生で食べられるほどみずみずしさがあります。
トウモロコシの糖度は20度前後。これはブドウ並みの甘さです。
野菜に適した気温は25度~30度。晴天が多く、適度に降水量があり、夜には十分気温が下がるのが理想とされています。
寒暖差があるとおいしい野菜が作れるといいますが、それは厳しい環境下にあると野菜自身が糖を活発に生成するためです。
そのため、忍野村をはじめとした富士北麓地域は、野菜づくりに恵まれた土地なのです。
例年、忍野村の春の訪れは5月頃。昼間の気温も上がらないため、種まきは5月下旬から6月頃、収穫は7月下旬~8月になります。収穫期が一般的な時期よりも遅くなる分、長く旬の味が楽しめます。
忍野でトウモロコシを食べるかたは、口を揃えて「こんなに甘いトウモロコシを食べたことがない」と話します。まだ食べたことがないかた、ぜひ一度お試しください。