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諏訪神社の例祭は、その年の実りを神に感謝する忍草地区第一の賑やかな秋祭りです。
祭神は大国主命の子の建御名方命(タケミナカタノミコト)で、その年の豊作を祝って繰り出される超重量級の大きなあばれ神輿は、かつては相手を選ばず突進し、バスや石塀を壊したほどで、田に降りて練りまわし、それが豊作のあかしと言われていました。
あばれ神輿は、19日の夕方に神社を出発し、神鶴橋・阿原・横町を練り歩き、御旅玉殿に一泊します。
20日正午に神輿の前で笛や太鼓に合わせて舞われる獅子舞は、激しく華やかな動きで人々を魅了し続けています。
この舞が終了すると、あばれ神輿は下村・東円寺・上村を練り歩き、午後7時頃神社に戻って祭りはフィナーレとなります。
神仏混淆(神仏習合)の珍しい村祭りといえます。
毎年42歳の厄年のかたが中心となり、神輿を担ぎます。
豊作を願って獅子が舞います。