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忍野の里にもようやく蕗(ふき)の薹(とう)も芽吹きはじめ、春の訪れを感じる大変過ごしやすい季節になってまいりました。
村民の皆様方におかれましても、この春の息吹を身近に感じていることと推察いたします。
さて、私は「おしの再起動」を掲げ行政運営に携わる中で、村民の声を村政に反映し、公正な行政推進を基本理念に村民の生活を守り、より良い生活環境を創り、村民福祉の増進、満足度の向上に取り組んでゆくことが私の責務であります。
以上のことから、次の施策を重点項目と位置づけ今後も取り組んでまいります。
1.忍野村の将来を見据えた時、少子高齢化対策は避けて通れない問題となっております。
定住化対策、少子高齢化対策として特に子育て支援の充実・子育て環境の整備を推進し、総合的に取組むことが最重要課題との考えのもと、「子育て支援課」を新たに設置し取組んで参ります。
1.新たな自主財源を確保するため、村内に点在している村有地の遊休土地を逐次基盤整備、更には一体的に集約を進める中、土地有効活用の促進に取り組んで参ります。
1.農産物、特産物の商品化推進イベントを通じて、観光需要の増進に取り組んで参ります。
1.一市二村間連絡道路については、関係機関への働きかけを強化し、早期全線開通へ取り組んで参ります。
これまで掲げた各種事業の実現には課題も山積しておりますが、全庁一丸となり取組んで参りますので、今後におきましても村民の皆様方のご支援ご協力を切にお願い申し上げ年度初めの御挨拶といたします。
令和6年4月1日 忍野村長 大森 彦一