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「光陰矢の如し」と言われるように月日の経つのは早いもので、目まぐるしい世界情勢や景気低迷が続いた令和7年度も終りを迎え、輝かしい令和8年度を迎えております。
また、例年以上に厳冬でありました冬にも終わりを告げ、忍野の里にもそろそろ桜の便りが届けられ、春の訪れを感じる大変過ごしやすい季節になってまいりました。
村民の皆様方におかれましても、この春の息吹を様々な形で感じていることと推察いたします。
さて、ここ数年来本村を取り巻く環境は大きく変化しており、税収の大幅な減収に加え諸物価高騰に伴い経常経費が増加し続け、税収以上の支出によりプライマリーバランスが赤字になっております。
早急に各種事業の見直し、再構築に取り組み改善改革、事業の取捨選択も視野に入れバランスの取れた行財政状況にしていく必要があります。
同時に並行して収入の多様化に取り組み、新たな自主財源の創出が求められております。
これからの忍野村に求められている最重要施策は福祉、高齢者対策、子育て、教育、また次世代を担う人々に最優先に投資を行うことが必須であります。
その為には財源の裏付けが必要不可欠です。
村が独自に自主的な政策を行うには将来的に安定した自主財源の確保が必要です。
そして、創出した自主財源は優先的に人に投資、未来世代への投資に充てます。
その為に、次の三つの施策を基本姿勢として村政に取り組んでまいります。
一つめに財政の健全化確保の取り組み
二つめには基礎行政サービスの更なる充実の取り組み
三つ目には自主財源創出の取り組み
先程も申しましたが、どのような状況下でも自治体に求められている最重要施策は福祉、高齢者対策、子育て、教育と考えております。
将来世代への投資、人への投資なくして持続可能な村政は成り立ちません。
また、高齢化社会への備えの充実、医療・介護の連携強化、生活支援体制整備、健康長寿延伸施策等の更なる充実を目指し、「支える側と支えられる側」の両立社会を目指します。
これまで掲げた各種事業の実現には課題も山積しておりますが、全庁一丸となり取組んで参りますので、今後におきましても村民の皆様方のご支援ご協力を切にお願い申し上げ年度初めの御挨拶といたします。
令和8年4月1日 忍野村長 大森 彦一