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COPD(慢性閉塞性肺疾患)について
あなたの肺は大丈夫ですか?
肺の生活習慣病「COPD」
「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」は、主にたばこの煙を長い間吸うことで起こる肺の病気です。
「COPD」患者の9割以上は喫煙者で、2011年の厚生労働省患者調査によると、病院で「COPD」と診断された患者数は約22万人もいました。しかし、「COPD」であるのに受診していない人は500万人以上いると推定されています。多くの人々が、「COPD」であることに気づいていない、または正しく診断されていないことになります。
また、COPD有病率は、高齢者になるほど高くなる傾向があることが分かっています。
「COPD」が進行すると
- 少し動くだけで息切れし、日常生活が困難になって社会生活が制限されます。
- 肺がんのリスクを高めます。
- 動脈硬化や心・血管疾患・糖尿病など全身の病気を併発しやすくなります。
リスクチェック
肺自体の機能は、一度壊れてしまうと元には戻りません。
今は症状が出ていなくても、たばこを吸い続ければ自力で呼吸できなくなる危険性があります。
禁煙は最も友好的な「COPD」の予防方法です。
「COPD」が心配なかたは、次のいずれかに該当する場合、専門医に相談してみましょう。
- たばこを吸っている(吸っていた)
- 慢性的に咳と痰が出る
- 息切れをしやすい
40歳以上の人は特に注意が必要です。
少しでも禁煙したい気持ちがあれば、禁煙にチャレンジ
詳しくは、「禁煙について」をご確認ください。