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禁煙について

ページID:0001395 更新日:2023年11月27日更新 印刷ページ表示

たばこは百害あって一利なし

たばこの多くは有害物質を含み、内臓脂肪の蓄積やがんをはじめとしたさまざまなな生活習慣病に悪影響を与える要因となっています。
また、そういった健康に対するリスクは、吸った本数と期間が大きく影響します。
しかし、禁煙をすることでそのペースを遅くすることができます。少しでもリスクを減らし、これからの豊かな生活のために今すぐ禁煙しましょう。

禁煙はあなたのためだけではありません

たばこの先端から出る「副流煙」は、喫煙者自身が吸い込む「主流煙」に比べ、有害物質の濃度が高いことが分かっています。
子どもやパートナーにCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や肺がんの発生率が高まるなど、あなたの喫煙が周囲の人の健康を著しく害していることを知りましょう。

また、COPDについて、詳しくは「COPD(慢性閉塞性肺疾患)について」をご確認ください。

禁煙を始める前に

動機を明確にしましょう

なぜ自分がたばこをやめたいのか、具体的に紙に書き出しましょう。

禁煙を周りの人に宣言しましょう

一人では誘惑に負けそうな時も、周りの人の目や励ましによって我慢をすることもできます。
「いつかやめよう」ではなく、具体的な禁煙開始日を決めましょう。

喫煙用具を全て処分しましょう

喫煙道具がなければ喫煙をあきらめることもできます。
たばこ、ライター、灰皿などは、禁煙を決めたら潔く捨ててしまいましょう。

禁煙開始

イライラする、だるい、頭痛などのニコチンの離脱症状は、禁煙2日目から出始め、3日目にピークを迎えます。4日目からは楽になり、5日目には多くの人が禁煙継続の自信を持つようになります。
どうしても吸いたくなってしまったら、水やお茶を飲んだり、ガムをかんだり、散歩や体操をしたり、気分転換をしましょう。

禁煙中の生活

脂っこい料理は避け、腹八分目を心がけましょう

脂っこい料理はたばこを欲し、満腹になるとたばこへの欲求が高まります。

お酒やコーヒーは避けましょう

アルコールやカフェインは喫煙要求を高めます。

野菜・果物を中心とした食事をとりましょう

野菜や果物はビタミンが豊富です。喫煙者はビタミンCなどをたばこで消費していますので、不足したビタミン補給にもおすすめです。

体を動かす習慣をつけましょう

ウォーキングやストレッチなど、ちょっと時間があるときにたばこを吸うより身体を動かす習慣をつけましょう。

水やお茶を飲みましょう

水分にはたばこの禁断症状を緩和する作用があるといわれています。

ゆっくり休んで心にも身体にもストレスをためないようにしましょう

ストレスは喫煙を誘発します。ストレスをためないことは禁煙への近道です。

喫煙所に近寄らないようにしましょう

たばこのにおいはもちろん、他人がおいしそうにたばこを吸っているのを見るだけでも欲求が高まります。

食べたらすぐ席を立ち、すぐ歯を磨きましょう

刺激物や脂っこいものは避ける、すぐに歯を磨くなど、自分の行動パターンからたばこを吸う時間を作らないようにしましょう。また、酒宴の席も当分は遠慮しましょう。

一度失敗したからといってあきらめない

禁煙は長年の中毒を断ち切るので、想像以上に努力と意思が必要です。一度失敗したからといってあきらめたり、自信を失ったりする必要はありません。
大切なのは「たばこをやめたい」という気持ちです。その気持ちがあれば必ず禁煙できます。

禁煙外来

ニコチン依存症は「病気」です。現在、ニコチン依存症と診断された人が禁煙することを希望する(保険適用の条件を満たす)場合、健康保険が適用されます。
一人で悩まずに、禁煙したいと思ったら専門機関に相談してみましょう。

禁煙補助薬

新しい禁煙補助薬として、ニコチンを含まない飲み薬があります。この薬はニコチン切れの症状を軽くしたり、たばこを吸ったときの満足感を感じにくくしたりします。
従来の禁煙補助薬と違ってニコチンを含まないので、喫煙習慣の大きな原因であるニコチン依存を取り除くことにもつながります。
詳しくは医療機関にご相談ください。