本文
ごみの減量化について
忍野村では、ごみのリサイクル(有価物の収集)や生ごみ処理機器設置の推進などごみの減量化にむけて取り組みを行っています。
しかし、過去5年間の実績ではごみの収集量はほぼ変わっておらず、減量の実績が出ておりません。
忍野村から出る一般の家庭ごみや飲食店・民宿旅館などの事業所から出る事業系ごみは、富士吉田市の環境美化センター(ごみ焼却処分場)で処理されています。
また、ごみの処分には、村の税金からごみ処理費負担金として年間約2億円(村民1人当たり約2万円)が費やされております。
村民の皆さまには、より一層ごみの減量化にまい進していただき、ごみに対する意識を高め、ごみのリサイクルを率先して行っていただきたいと思います。
有価物の分別について
ごみの分けかた・出しかたにも分別方法が掲載されておりますが、しっかり分別すればまだまだ有価物として出せられるものがあります。
牛乳パックやお菓子、ティッシュペーパーの箱などの「紙パック」「紙」マークが入っている「紙パック」・「紙製容器」は、分別すれば「有価物」として出すことができます。しっかり分別して「有価物」として出しましょう。
「アルミ」「スチール」マークが入った「空き缶」が「不燃ごみ」として出されているケースが非常に多く見られます。しっかりとゆすぎ、「有価物」として出しましょう。
「一升ビン」や「ビールビン」などの飲料用や調味料などのビンについても「不燃ごみ」で出されるケースが多く見られます。ゆすいで「有価物」として出しましょう。
「PET」マークが入った「ペットボトル」を「可燃ごみ」「不燃ごみ」として出されているかたがまだまだ見られます。忍野村ではペットボトルは「有価物」として収集しています。ラベルをはがし、ゆすいでから出しましょう。
これらのほかに、発砲スチロールや白色トレイ、古着などがありますが、それぞれ分別して「有価物」として出しましょう。
事業系ごみの減量に向けて(事業所のかたへお願い)
事業所から出るごみは、事業者が村の許可を受けているごみ収集業者へ委託するか、村で廃棄物処理依頼書を発行しもらい、直接処理施設(富士吉田市環境美化センター)へ持ち込んでいただいています。
- 事業系ごみはごみステーションへ出してはいけません。
グラフからもわかるように、年によっては事業系のごみ収集量が家庭系ごみ収集量を超えています。
村では家庭系ごみと同様に事業系ごみについても減量化を目指します。
事業者のかたは環境のためにも事業系ごみを減量させるため、ごみの分別など減量化に取り組んでいただきたいと思います。
ごみの出しかた・ごみステーションの管理について
広報や防災無線等でも周知を行っていますが、依然として決められた曜日・時間に出されておらず、そのためカラスや猫などに荒らされ、収集運搬業者が毎回清掃しながら収集している状況です。このようなことのないようごみ出しの時間など決められていることをしっかり守ってごみを出しましょう。
また、ごみステーションの管理は、そこを利用している全員で行っていただいております。
村内のあるごみステーションでは、1週間単位で当番制にし、ごみステーションが汚れないよう清掃を行って管理しています。
そうすることによりごみ出しの時間を守り、また、荒らされることもなくなりました。
このように、ご近所で協力しあい、いつも清潔な状態を保つよう心がけることが大切です。