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忍野村の水道施設と給水区分図

ページID:0001537 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

中央配水場  第3水源

忍野村では、昭和62年8月の給水開始から約26年間、忍野村浄水場で浄化された水道水を各家庭へ配水してまいりましたが、時代の経過とともに、水源の水質悪化・施設の老朽化・基準改定に伴う容量不足・施設の耐震未対応など様々な問題が山積みになっておりました。
そこで、これらの問題を抜本的に解消すべく、平成19年度から様々な調査検討を重ねました。
平成21年度より防衛省の民生安定施設整備事業補助金(補助率2分の1)を活用して、中央配水場や3か所の新水源、管路の整備などを行った末、平成25年5月末に完成し、6月中旬よりこれまでの浄水場の運転を停止し、新施設の本稼働が始まりました。

中央配水場の概要

表1
標高 978メートル
面積 5,139平方メートル
取水施設 3か所
取水能力 4,500立法メートル
配水池有効容量 2,350立法メートル

中央配水場の完成によって

  • 地震に強い水道施設および水道管となりました。(基幹管路の耐震化率100パーセント)
  • 将来に渡り水質の良い水道水の安定供給が可能となりました。
  • 新施設周辺に残存していた水道未普及区域と水圧不足が解消されました。
  • 現行基準をクリアした容量が確保され、災害時などにも十分な水が確保できるようになりました。
  • 水源の水質が良好であるため、浄水方式が簡素化されランニングコストが大幅に軽減されました。
  • 自動制御と遠方監視システム完全構築により、24時間365日リアルタイムで施設の状況が把握できるようになりました。

水道水ができるまで

水道水ができるまで」で中央配水場から配水される水道水ができるまでの過程を紹介しています

忍野村全体の給水区分図

新施設の場所や、今回新たに水圧不足を解消するため加圧ポンプによる配水を開始したエリアが掲載されています。

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